アオノ家のおでかけ

名古屋や知多半島を中心に愛知県(東海地方)をお出かけ、子育てなどの記録

愛知県民は本当にみそカツやきしめんを食べているのか?嫁いだヨメが感じた名古屋のリアルな味。


私が愛知県に来てから、はや数年になります。嫁ぐ前は、名古屋グルメといえばみそカツ?きしめん?ぐらいの知識しかなかったんですが、そんな私が驚いた、リアルな名古屋の味をお伝えしたいと思います。

最初に断っておきますが、私の出身は千葉県なので、どうしても関東との比較になってしまうのでその点はお許しください。

お葬式で食べた仕出し弁当がありえない巨大さだった

これね、一番衝撃を感じたことなんです。これを一番伝えたい。

嫁いでからほどなくして、旦那のおばあ様が亡くなるということがありました。おじい様の家のほうでお葬式があり、私もお手伝いしました(おじい様の家は、厳密にいうと名古屋ではないんですが)。私は来たばっかりで、右も左も分からず、とりあえずうろうろしたり、何かありませんかと聞いたら休んでいなさいと言われたり、うろうろしたりしてました(手伝っていない)。

お葬式も粛々と終わり、そのあと、親戚の方々と仕出し弁当を食べたときに、その仕出し弁当がありえないくらい大きくて、本当にびっくりしました

最初にね、ほっともっとの390円弁当くらいのお弁当箱が運ばれてきたんですよ。あるじゃないですか、四角い容器で、お米の上にノリが敷いてあって、揚げ物とかがのっているあのお弁当。それぐらいの大きさです。中身は見えなかったんです。だから、あ、これがお弁当なのかな?って。

そしたら次にIHクッキングヒーターのガラストップぐらいの大きさの弁当箱が運ばれてきたんです。

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一人暮らし用のIHコンロじゃないですよ。普通の家庭用のIHクッキングヒーターです。

え??なにこれ皆で食べる用?と思ったらそれが5個も6個も運ばれてくる。これで一人前ですよと。じゃあさっきの小さい弁当箱は何?と聞いたら、それはごはん(お米)ですよと。大きい方がオカズですよと。

フタを開けたら、エビの姿焼き・刺身がしっかり一人前・煮つけ・焼き魚まるまる一尾・エビフライ・煮物・ごま豆腐・酢の物etc…。懐石料理のコースをそのまま詰めましたみたいな感じでした。これ食べきれるのかなと思ったら皆さん結構食べていましたが、残している方もいました。私も食べきれなくて残してしまいました。やはり愛知の人は冠婚葬祭はハデにやるんだなーと私が感じた瞬間でした。

 果たして本当にみそカツやきしめんを食べているのか

お次はこれ。結論からいうと、みそカツは食べています。というか、味噌ばっかり食べています

冷ややっこ、おでん、トンカツ、この辺は「つけてみそかけてみそ」っていうチューブに入ったみそをかけて食べる。

 普通のみそよりは柔らかくて、とろっとした赤みそみたいな感じ。少しゴマとお酒の匂いがします。マヨネーズのチューブみたいな容器に入ってる。こっちの人たちは、マヨラーがマヨネーズかけるような感覚でこれをかけるんです(重度のマヨラーじゃないですよ。普通にマヨ好きな人がマヨかけるぐらいの感覚でしょうか)。蒸しキャベツや白菜なんかにもかけるし、なんだったらごはんにミソかけても食べれると旦那は言ってました。

あと野菜炒めとか、ホイル焼きとか、しょうが焼き用の肉とかも、この「つけてみそかけてみそ」で調味する。ちょっと力入れたい時は普通の赤みそで味付けするそうです。って結局どっちもみそ味なんだけど(笑)。普段、みそ味以外でも味付けすることもありますよ。でもみそ味が一番好き、みたいな感じです。

 それからみそ煮込みうどん。

インスタントラーメンと同じパックで、みそ煮込みうどんっていうのがあって、家庭だとこれをよく食べるようです。土曜の昼ごはんにラーメンを食べる感覚で、みそ煮込みうどんを食べる。普通のうどんも食べるんだけど、これはこれで「みそ煮込みうどん」っていうジャンル?みたいな感じらしいです。

それから赤だし。

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赤だしとは、「豆味噌を使った調合味噌で仕立てた味噌汁のこと」だそうです(wikipediaより引用)。要するに赤みそのみそ汁です。上の画像でいうと右上にあるやつ。新婚当初、旦那に「やっぱりみそ汁は赤みそなの?」と聞いたら「赤みそも合わせみそもどっちも食べる。どっちでもいい」という答え。そこで私の希望により合わせみそで作っています。でも、外食をした時に出てくるのは、決まってこの赤だしです。

逆に、きしめんやういろうはほとんど食べたことがないです。スーパーで普通の太さのうどんも売っているので、日常的に食べているのはそっち。きしめんといえば、お歳暮でもらって食べたぐらい。あと熱田神宮に行ったときに「宮きしめん」っていうのが売っていて、おいしそうだから食べたくなって食べました。そのぐらい。あとえびふりゃー(巨大なエビフライ)も家庭で食べたことはありません

ちょっと話がずれるんですが、意外におでんの具が違うんです。関東と愛知県でおでんの具が違っていて、旦那と私で意見が合わない。これは予想外でした。

関東だと、「はんぺん」(白い四角いやつね)、「ちくわぶ」、「結びこんぶ」、「しらたき」、入れますよね。

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旦那の家だと入れないんです。はんぺんとちくわぶとしらたきは私の大好きな具なので、入ってなくてとても悲しい…。逆に愛知だと「鶏肉」(もも肉)、「にんじん」を入れるんですね。最初に見たときは「おでんに…鶏もも肉???にんじん??」とハテナで一杯になったんだけど、旦那のお友達に聞いてもそうだということで、こっちの方の特徴みたいです。あと大根がちょっとうすめに切ってあって、私はぶあつい大根が大好きなので、微妙にフラストレーションがたまるんです(これはうちだけ?)。

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おでんに関しては、旦那が私に合わせてくれていて、はんぺんを入れたものを作ったりしています。申し訳ないと思いつつ感謝しています。

それから、これは関西に近いからだと思うんですが。ソースの種類がいろいろある

カゴメソース。これが基本らしいです。初めて見た時は、カゴメって、あのカゴメ?へー、ソース作ってるんだー、と思いました。揚げ物なんかをソースで食べるときはこれだそうです。

あとオタフクソース。

これはお好み焼きとかたこ焼きにかけて食べる。

それからコーミソース。

関東でブルドッグソース一本でしか育ってない私からすると、そんなにいろんな種類のソースいる?一個でよくない?って思っちゃうんだけど、旦那からすると、これにはこれしかない、ということらしいです。

とにかく何でも甘辛な味付け

こちらに来て一番実感したのがこれ。結構いろんな料理の味付けがホントに甘辛。実は最初、この甘辛味っていうのに慣れませんでした。

千葉県はしょうゆ味がすごく濃いんです。例えば、うどんのつゆ。結婚して料理を作るようになって初めて分かったんだけど、私の実家のほうだとほんっとにしょうゆを大量に入れるんです。だしをとって、しょうゆをビンからドバドバいれる。実家と同じぐらいの味にしようと思ったら、こうしなきゃ再現できなくて。えええ?こんなにしょうゆ入れてたんだ…。と正直ひいたぐらいです。

それに対してこっちの方の味付けだと、うどんのつゆを作るとき、だし汁に、しょうゆ(少なめ)、みりん、あと砂糖を入れる。うどんのつゆにみりんを入れるだけでも驚きなのに、砂糖も入れるの?!と最初はびっくりしました。そんな感じで、どんな料理でもだいたいしょうゆ・みりん・砂糖がセットで味付けされています。

それから、しょうゆ。しょうゆ自体も甘辛なのがあるんです。「たまりじょうゆ」っていう主に刺身なんかに使う専用のしょうゆがあって、かなり甘めの濃いしょうゆなんです。九州なんかだと甘いのがメジャーみたいですが、私は初めて使いました。

最初はどれを食べても甘辛で、正直なことをいうと飽きてました。けれど、年月が経つうちに慣れてきて。実家のしょうゆ味が懐かしいなーと思うこともあるんだけど、わりと今は甘辛でも美味しいなと思いながら食べてます。

 以上、嫁いできて私が感じた愛知県の味でした。長々とお読みくださり、ありがとうございました。