アオノ家のおでかけ

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パパにも読んでほしい!IT系男子でも悩む?赤ちゃんの予防接種。複雑怪奇なスケジュールを解説してみる。


ママさんと話をしていると、赤ちゃんの予防接種がめちゃくちゃ大変ってよく聞きます。実際、自分もやってみたらすごく大変でした。それは、世にも複雑怪奇なスケジュールのせい。そんなIT系男子でも悩みそうな、世の中のママさんを悩ませるアレについて、つらつらと書いていきたいと思います。

これね。個人的にはパパの活躍の場かなと思ってたりするんです。新米パパ、これからパパになる予定の方は、ぜひ自分のお子様に予防接種を受けさせるつもりで読んで頂けると幸いです。

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(注意)ここに書かれている予防接種の情報は筆者の娘の時に基づいているため若干古いです。これから実際に予防接種をさせようという方は、保険センターなどで最新の情報をしっかり確認し、可能であれば医師に相談して判断してから行ってくださいね。

1、予防接種の種類が多すぎる

まず、赤ちゃんの予防接種って、種類がめちゃくちゃ多いんです。

・B型肝炎

・ロタ

・ヒブ

・肺炎球菌

・4種混合

・BCG

・麻疹・風疹混合(MR)

・おたふくかぜ

・水ぼうそう

・日本脳炎

・インフルエンザ

インフルエンザを除いても10種類(※)。赤ちゃん(3歳以下)を対象としたものだけでもこれだけ予防接種があります。しかも、接種推奨年齢(月齢)・打つ回数・周期がバラバラなんです。試しに、上記にこの情報を加えてみます。

 

・B型肝炎(生後2,3ヶ月に各1回、7-8ヶ月に1回)

・ロタ(生後2,3,4ヶ月に各1回 5価の場合)

・ヒブ(生後2,3,4ヶ月に各1回、12-18ヶ月に1回)

・肺炎球菌(生後2,3,4ヶ月に各1回、12-15ヶ月に1回)

・4種混合(生後3,4ヶ月に各1回、5-11ヶ月に1回、12-23ヶ月に1回)

・BCG(生後3-5ヶ月に1回)

・麻疹・風疹混合 MR(生後12-23ヶ月に1回、5-6歳に1回)

・おたふくかぜ(生後12-15ヶ月に1回、5-6歳に1回)

・水ぼうそう(生後12-15ヶ月に1回、18-23ヶ月に1回)

・日本脳炎(3歳に2回、4歳に1回、9-12歳に1回)

・インフルエンザ、毎年秋

 

ぱっと見ただけで頭が痛くなりますね…。フルコースで受けると、3歳までに累計25本も打つ計算になります。

しかもこれに加え、ワクチンには『生ワクチン』と『不活化ワクチン』という種類があります。上記10種類のうち、青字のものが生ワクチンです。

「生は打ってから4週間あける。不活化は打ってから1週間あける」

というルールがあるんです。

私は以前プロジェクトのスケジュール管理をしていたこともあるので、予定を立てるのは慣れている方だと思うんですが、それでも頭がこんがらがりそうでした。ましてや慣れてないお母さんにはこれはもう不可能では??というレベルの複雑さです。これを読んで1回で「なるほど、分かった!!」という人がいたら天才と呼びたい。

(((※)日本小児学会が推奨する予防接種スケジュールより。参考リンクは下記記事内にあります。))

2、医院によって扱っているワクチンが違う

でも、これぐらいなら何とかなりそうですか?一度スケジュールさえ立てちゃえばあとは実行するだけ、みたいな。

でも現実は違うんです。まず、医院によって扱っているワクチンと扱ってないワクチンがあります。とくに小さな開業医なんかだと、「うちはインフルエンザと水ぼうそうと4種混合しかやってないよ」なんてところもあったりします。試しにいくつかの近所の開業医さんに電話で聞いてみると、上記にあげたワクチンを全てやっているところはゼロ。

つまり、「自分が子供に受けさせたいワクチンは、どの病院が扱っているか」をまず調べなければならないです。

筆者の場合、すべてのワクチンを受けさせようとすると、公立の中央病院しか選択肢がありませんでした。これが都内だったり大都市だったりしたら違ったんでしょうけど、地方や田舎だったりするとこういう状況もありえます。

3、医師の判断によりローカルルールがある

で、さらに。実は予防接種のスケジュールモデルってのが既にあります。

 

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要するに先ほどのルールを線表にまとめたものです。3歳以下だけを拡大するとこうなります。f:id:aonokaban:20180203024710j:plain

(出典:日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY)

こういうのを見たことがある方も多いと思います。娘の時は、保険センターから似たような資料をもらいました。

「これが正解じゃん。このスケジュール通りやったらいいだけなのに、何を悩むの?」って思われた方もいるかもしれません。まぁ、基本的にはそれでOKなんです。

「基本的には上記スケジュール通りやったらOK」

しかし、私の場合、そうもいかなかった。上記の複雑怪奇なルールに加え、さらに病院の先生の方針で、ローカルルールがあったんです。うちの場合は近くの市民病院で受けたんですが、そこにはこんなローカルルールが。

・1回に打つのは腕1本につきワクチン1本まで。だから両腕あわせて2本まで。

・生と不活は同時接種不可。ただし経口ワクチンのロタは不活化と同時接種OK。

・不活で同じものを打つときは4週間あける。

こんなものでした。他の開業医さんの場合だと

・1回に打つのは1本まで(同時接種はしない)

という方針のところもありました。そんなローカルルールがあるものだから、モデルスケジュール通りにはどう考えてもいかない…。モデルスケジュールだと1回に3本以上打つことになっている箇所もありますので。

素人からすると、同じワクチンなのになんで病院によってルールが違うの?決まってなくていいの?と疑問に思うんですが。こちらのサイトではできるだけ多くの同時接種を推奨していますね。

同時接種の必要性・安全性 - Know VPD!

しかし、「何らかの影響があった時のことを考えて、同時接種をしない」という医師もいるようです。

予防接種のガイドを手に入れると、よく書いてあるセリフがあります。「かかりつけ医と相談して接種スケジュールを決めましょう」と。しかし、大きな市民病院の場合だと赤ちゃんもたくさんたくさん来ます。接種が終わったら「はい、次のひとー」と言われますし、看護師さんは「次の予約していってくださいねー」で終わり。

どこに相談しろと?という状態で、自分でスケジュールを立てるしかないんです。そして予約をして、予約をした段階で看護師さんがチェックはしてくれます。でも、基本的にスケジュールを立てるのは親御さんになります。

さて…ここまでを読んで、「私はこのルールをクリアしたスケジュールを立てれそう」、という方、いますか?

これが都心などで、「ワクチンはすべて対応しています。スケジュールについても一緒に作るので大丈夫です」というクリニックがある場所であれば、そういうところを選ぶのがいいと思います。でもそうもいかない場所もあると思うんです。こういうの、保健所なんかがもっときめ細かく相談に乗ってくれたりすると助かるんですけどね。うちのところでは現状、そういうのはないみたいです。こういう時に論理的思考に強い男性がいたら、こういったものを組むのはより向いていると思うんです。上記の要件を満たし、最小回数、かつ最短期間で終わるスケジュールは何か、なんてね。

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しかもね。立てたら終わりじゃないです。毎月、その計画通りに病院に予約をし、まだ生まれて間もない赤ちゃんを連れて、大勢の人が集まる病院に行かなければならないんです。とても気をつかいますし、体力も消耗します。

さらにさらに、これはオマケですが。赤ちゃんは抵抗力も弱いですから、冬場になると風邪をひいたりと、なかなか予定していた通りに接種が進まないこともあります。熱が出てばっかりでスケジュールがガタガタになった…というケースも。プロジェクトに遅延はつきものですね。さっくりリスケが必要になります。

どうでしょうか。ママさん達を悩ませる赤ちゃんの予防接種について書いてみました。

4、ポイントまとめ

以上の筆者の経験を踏まえ、これから予防接種を受ける場合のポイントをまとめました。

①保険センターなどで資料をもらい、最新の情報を入手する。

②予防接種を受けようとする病院に電話して、どのワクチンを扱っているか、またどんなルールでやっているかを聞く。

③ワクチンの効果や副作用、お子様の状態などを確認してスケジュールを決める。不安な点は、予約の際に看護師にしっかり聞く。

オススメの組み方は不活化を優先し、生は不活化の予定に合わせるか、不活化が終わってからやるやり方です。不活化は打ってから1週間後には次のものを打てますが、生は打ってから4週間動けなくなりますからね。

繰り返しになりますが、一緒にスケジュールを考えてくれる病院や保健所の方がいる場合は、そちらを活用してください。ずっと楽ですから。それから接種推奨時期を過ぎてしまっても打てる場合もありますので、あきらめずに病院や保健所に相談してみてください。

5、最後に。

もし、この記事を読んでくれた新米パパやパパ予定の方がいたら。ぜひ予防接種のスケジュールをママと一緒にたててあげてください。ママにとってはとっても助かります。

以上です。長い文章を読んでいただき、ありがとうございました。