アオノ家のおでかけ

名古屋や知多半島を中心に愛知県(東海地方)をお出かけ、子育てなどの記録

私はゆるキャンよりガチキャンを子供としたいのである


はじめに断っておきますが、本記事は「キャンプをテーマにしたマンガやアニメ」とは一切無関係です。私は該当アニメを見たこともなく、ゆるキャンという単語は「ゆるいキャンプ」程度の意味でしか使用しておりません。タイトルで騙された方がいましたら、謝っておきます。大変申し訳ございません。
 
以下本編です。

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子供の頃、毎年夏休みはキャンプに行くのがレジャーの定番だった。その頃のキャンプの思い出はとても楽しいものばかり。私は今でもキャンプが大好き。(と言っても、大人になってからは一度も行ってないけど。)
ある時、ふと大人になってから母に聞いてみたことがある。
 
私「何で毎年キャンプに行ってたの?」
母「えー…何でって、そりゃ貧乏だったから…」
 
母の答えを聞いてストンと拍子抜けしてしまった。何てことはない、要するに「旅行に行ってホテルや旅館に泊まるよりは経済的だから」という理由でキャンプに行っていただけだった。
 
しかし。
私が思うに、それだけではなかった気がする。父が都会育ちで「大自然への絶対的な憧れ」みたいなものを持っていたから、というのもあると思う。余談であるが父は「日本野鳥の会」の会員だ。
 
そんな貧乏キャンプだったからか、家にあるキャンプ用品といえばテントとプラスチックの食器セットぐらいだった。あとは、鍋も包丁もタオルケットも懐中電灯も家で使っているものをそのまま持っていった。そして調理は家庭用の卓上ガスコンロで、といった具合。そんな状態でも、子供ながらにとても印象的であり、十分楽しめたのだ。
 
幼い頃にそんな体験をしていたものだから、私は昨今のキャンプブームに少し違和感を覚えてしまう。

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 (写真はイメージです)
 
もちろん、豪華なキャンプ道具を大量に揃えて、オートキャンプ場に行き、オシャレな料理を作りインスタにあげ、酒を飲むのも楽しいだろう。それはそれであったらいいよね、と思うけど、しかしそれは付加的なものであり、キャンプの楽しさの真髄ってそこじゃないよねと思ってしまう。
 
虫がうるさくて眠れなかった夜。夜中は真っ暗でトイレに行くのがめちゃくちゃ怖かった。海辺でテントをたてたら風がすごくて寒かった。川で滑らないように必死になりながら遊んだ。滝壺で泳いだ時の水の冷たさ。暑くて汗でベタベタになりながら食べたカレー。蚊との終わりなき戦い、テントの中で聞く雨音…。そういう、文章にすると何だか楽しくなさそうだけど、私は、キャンプの醍醐味をそういうところに見出してしまう。
 
一番印象に残っているのは、早朝に父に起こされ、ゆっくりと山ぎわから登ってくる日の出を無言で見た時。
 
…単に私の頭が古くて固いだけかもしれないけど。
 
そんなわけで、私はゆるキャンじゃなくてガチキャンを子供としたいのよ、と夫に言ったところ、そもそも、夫はガッチガチのガチキャンプしか知らない人だったことが判明した。話を聞くと、夫はボーイスカウトに入っていたそうで。リュックひとつで山を登っていき、斜面にテントをたてて寝たり、耐寒キャンプをしたりだとかしていたそうだ。最近のキャンプはホットサンドメーカーを持っていってホットサンドを朝食にするのが定番らしいよ、といったら「へぇ~~?!」と驚愕していた。
 
じゃあうちでは今から早速ガチキャンするかというと、それはさておき。
現実問題として、子供はまだ未就学児。ガチキャンはまだ厳しいよな、なんて話になり。最初だしバンガローでいいんじゃないか?ということで、ガチキャンどころか、テントさえたてないヘボキャンをめざし、来年あたりからをめどに、キャンプ場を探し始めたのであった。